本ブログは「矢野俊策」「有限会社F.E.A.R.」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』についての話題を扱います。
〇構成
シンドローム:トライ ブラックドッグ/サラマンダー/ブラム=ストーカー
※サラマンダーの部分は採用する防具の行動値補正に合わせ
エグザイルやキュマイラに変更してよい
ワークス:UGNエージェントA
Dロイス:「遺産の器:二―ベルングの指輪」REC指定有
能力値:肉体5 感覚1 精神2 社会1
最大HP:31
行動値:3(アリベイトスーツ込み)
基本侵蝕:+10
装甲:5
衝動:任意
経験点(130)
能力値:
(-)
技能値:
〈白兵〉+2(4)
エフェクト:
【RW】《鮮血の奏者》LV1(15)※サングインにより効果量+15
【EA】《ブラッドコート》LV4(30)※サングインにより効果量+10
【HR】《ストレイトブラッド》LV1(15)
【EA】《サイバーレッグ》LV1(15)
【EA】《マグネットフォース》LV1(15)
アイテム:
【IA】クリスタルシールド ※常備化ポイントでの取得
【IA】エッジランナー(15)
【NC】サングイン(15)
【IA】アリベイトスーツ(5)
【IA】ブランケット(1)
〇コンボ
侵蝕率60%時
セットアップ《鮮血の奏者》LV1+《ブラッドコート》LV4
対象自身、HP5消費 侵蝕率6
ガード時 クリスタルシールドによるガード
ガード値35 装甲5 ラウンド1回ダメージ減5
メインプロセス
マイナー:戦闘移動 サイバーレッグの効果により10mまで移動可能
メジャーアクション エッジランナーによる攻撃
命中判定6dx10+1 攻撃力29
至近 単体
命中期待値 13.2 ※ストレイトブラッドにより相手の達成値18減可能
ダメージ期待値 39.3 侵蝕0
侵蝕率100%時
セットアップ《鮮血の奏者》LV2+《ブラッドコート》LV5
対象自身、HP7消費 侵蝕率6
〇成長方針
・〈白兵〉技能 命中担保用 現時点だとやや物足りないか
・アリベイトスーツ→†リターナーズクロークに変更してもよい
※行動値調整のために防具(補助)を買ったりする工夫が必要
〇経緯
エッジランナーをまじめに考えた
エッジランナーはブラックドッグ専用ユニークの白兵武器だが
控えめに言ってかな~り使いづらい武器です。
第1の問題点として経験点あたりの基礎性能が単体攻撃時の決闘者の剣に負けている点。
この時点でエッジランナーに使用意義を見出すためには複数体攻撃をするか、
エッジランナー特有の性能である両手武器と同時装備できる点
を活用して組む必要があります。
第2の問題点として前提条件となっている《サイバーレッグ》がハチャメチャに弱い点。
戦闘移動の移動距離を増やしつつ離脱性能を付与する常時エフェクトですが
移動距離の確保の観点で同シンドローム内にあまりにもライバルが多い。
まずそもそもイオノクラフトがほぼ同性能。
マイナーアクションのエフェクトと組み合わせられる分イオノクラフトの方が基本的に強い。
LV2以下なら能力を感覚に振った方がそもそも強い。
LV1だと《ライトカスタム》にすら負ける。
というかマイナー空けて戦闘移動で相手のエンゲージに行きたいだけなら
《サイバーレッグ》のレベルを上げるより《ロケッティア》取ったほうがよっぽど安い。
そもそも《加速装置》でレベルあたり倍の係数で戦闘移動距離増やせるだろ!
……みたいな。弱すぎるだろ。
誰が使うんだよこのエフェクト!!!!!!!!!!!!!!!
ただ唯一活路を見出せるとすれば《サイバーレッグ》は行動値が上がらない、
という一点。
ダブルクロスのゲームシステム上行動値は早いに越したことはないのだが…
このゲームには例外がある!!!!!!!!!!
というわけで今回は
・エッジランナーは両手武器と同時に装備できる点
・《サイバーレッグ》は移動距離は増えるが行動値が上がらない点
を活かすことを意識して構成を考えました。
エッジランナーの生きる道、それはガード役兼任のサブアタッカーです。
まずエッジランナーと同時に装備する両手持ちの武器について
クリスタルシールドを選択。
取得のための常備化点+ガード値確保のために遺産のニーベルングの指輪を採用。
ダイス減少のデメリットが大きい為遺産の器(RECロイス)での取得推奨です。
※特にミドルの情報収集と衝動判定のダイスが減るのが苦しいと思います
行動値が低いほうがメリットがあるエフェクトとして、
《ブラッドコート》のリミットである《ストレイトブラッド》を採用。
《ストレイトブラッド》の効果の使用後《ブラッドコート》によるガード値が消失する都合、
自分の攻撃時に相手の回避達成値を《ストレイトブラッド》で下げる運用をする場合、
敵の攻撃より遅く自分の手番が来るよう調節することが望ましいため、
移動距離しか増やせない《サイバーレッグ》の欠点がある種の利点となります。
カスみたいな短所を無理やり長所ぶって書くの、就職活動みたいだな……
火力の確保として《鮮血の奏者》+サングインを採用。
《ブラッドコート》もサングインの適用対象となるエフェクトであり
《ストレイトブラッド》の効果量もそれに合わせて増加するため、
火力、ガード値、命中手段の確保をバランスよく行えます。
残りの経験点を使って防具とカバーリングエフェクトを取得。
行動値は防具による補正等がない場合の最低値であり、
サイバーレッグレベル1でも戦闘移動距離が10に届く行動値3を目安としました。
衝動判定に備え精神ダイスが多少欲しいのでサラマンダーをシンドロームに組み込んで
アリベイトスーツで行動値を調整しています。
素ガードでそれなりのダメージを遮断できるのが強みです。
攻守ともにそこそこにこなせる構成になったのではないでしょうか。
いやまあ、サングインが強いだけといわれればそうなんですけど…
そうでもしないと救いようがなかったんだからしょうがないだろ!!!!!!!!!!!
弱い奴は救われ方も選べない。そういうものです。
おしまい